NAREGIシンポジウム2005開催のご案内
−サイエンス から 知的ものづくりへ−
グリッドは21世紀のIT技術基盤
ごあいさつ
   IT基盤であるインターネットの目覚しい展開は情報の伝達効率向上を促進し、 社会の生産性向上、利便性の面で大きく世の中を変えてまいりました。今、このインターネットにグリッドと言う新たな概念を組み込むことにより、 更なる変革がこの21世紀に始まろうとしています。
   グリッド関連分野の中でもサイエンスグリッドと言われる分野は、ナノテクノロジー、バイオテクノロジーなど、これからの日本を支える先端科学技術開発や、 「ものづくり」における新製品開発のプロセスを大きく変える可能性を持っています。「超高速コンピュータ網形成プロジェクト(National Research Grid Initiative:通称NAREGI)」 は文部科学省が推進している「経済活性化のための研究開発プロジェクト」の一環として、21世紀IT基盤となるグリッドコンピューティング環境の研究開発を2003年4月から 進めています。本プロジェクトは、このグリッドコンピューティング環境を構築するミドルウェアの研究開発及び開発したミドルウェアをナノテクノロジー先端技術開発に適用する 実証研究までを合わせて行います。
   プロジェクトも2年目になり、テストベッドも稼動するなど研究開発が進み、NAREGIが目指すサイエンスグリッドが具体的になってきております。第2回となる今回のNAREGIシンポジウム2005では、1日目にはサイエンスグリッドの世界動向からNAREGIが目指すサイエンスグリッドとその将来について、NAREGIの 研究開発全般について講演、デモンストレーションを行います。2日目はNAREGIで研究を進めているグリッド技術の詳細講演とデモンストレーションを自由に選択して見 て頂けるプログラムにしました。
   多くの方々のご参加をお願いいたします。
国立情報学研究所 リサーチグリッド連携研究センター 
プロジェクトリーダ 教授  三浦 謙一
日 時

2005年2月23日(水) 13:00〜18:00
2005年2月24日(木) 10:00〜16:45
会場

場所 東京ファッションタウン ホール500
住所 〒135-8071 東京都江東区有明3丁目1番地
電話 03-5530-5010(代表)
主 催

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構
国立情報学研究所

大学共同利用機関法人 自然科学研究機構
分子科学研究所
2月23日プログラム

進行 松岡 聡 (国立情報学研究所 / 東京工業大学)
開催挨拶
13:00-13:15
    坂内 正夫 (国立情報学研究所 副所長)
    三浦 春政 (文部科学省研究振興局 情報課長)
招待講演
13:15-14:15
EU eInfrastructures and the EGEE project
    Dr. Fabrizio Gagliardi
    Project Director of the EGEE (Enabling Grids for EsciencE) EU project
講演
14:15-14:45
21世紀の研究開発・ものづくり「知的ものづくりへの変革」
    横山 直樹 (研究グリッド産業応用協議会 副主査 /
株式会社 富士通研究所 フェロー)    
14:45-15:15
NAREGI全体報告
    三浦 謙一 (NAREGIプロジェクトリーダ / 国立情報学研究所)
15:15-15:45
グリッド環境を使ったナノ分野におけるリアルタイムコラボレーション
    平田 文男 (分子科学研究所)
45分休憩 (デモンストレーション・展示)
進行 三浦 謙一(NAREGIプロジェクトリーダ / 国立情報学研究所)
パネルディスカッション
16:30-18:00
NAREGIが考えるサイエンスグリッドの将来
パネルリスト 松岡 聡 (国立情報学研究所 / 東京工業大学)
関口 智嗣 (産業技術総合研究所)
下條 真司 (大阪大学)
青柳 睦 (九州大学)
岡崎 進 (分子科学研究所)
福本 英士 (研究グリッド産業応用協議会 / 日立製作所)
司 会 三浦 謙一 (NAREGIプロジェクトリーダ / 国立情報学研究所)
18:15-20:00 懇親会

2月24日プログラム

グリッド技術を研究開発されている方、計算科学分野の研究開発をされている方を対象に、より詳細な講演とデモンストレーションを行います。講演とデモンストレーションは皆様が聴きたい講演、見たいデモンストレーションを選択できるようにいたしました。 来て見て聞いてグリッドを感じてください。

10:00-10:15 挨拶
    三浦 謙一 (NAREGIプロジェクトリーダ / 国立情報学研究所)
特別講演
10:15-11:45
Current Status and Future Direction of UNICORE and OGSA
    Dr. David Snelling
    GGF Steering Group, GGF Area Director of Architecture,
    Fujitsu Laboratories of Europe
75分休憩(デモンストレーション・展示)
講演
13:00-13:40
NAREGI資源管理(WP1)
    松岡 聡 (国立情報学研究所 / 東京工業大学)
5分休憩
13:45-14:25
NAREGIグリッドプログラミング環境 (WP2)
    関口 智嗣 (産業技術総合研究所)
5分休憩
14:30-15:10
NAREGIグリッドアプリケーション環境(WP3)
    宇佐見 仁英 (国立情報学研究所)
5分休憩
15:15-15:55
グリッド環境におけるナノシミュレーション(WP6)
    青柳 睦 (九州大学)
5分休憩
16:00-16:40
NAREGI高性能セキュアネットワーク(WP5)
    下條 真司 (大阪大学)
5分休憩
閉会挨拶
16:40-16:45     三浦 謙一 (NAREGIプロジェクトリーダ / 国立情報学研究所)

デモ・展示会場

グリッドミドルウェア、グリッドアプリケーション、グリッドネットワーキングの統合的なデモンストレーションを行います。 また、スーパースケジューラ、グリッドVMなどの要素技術についてもパネル展示及び単体でのデモンストレーションを行います。
デモンストレーション・展示は下記時間開催します。
2月23日(水) 14:00―17:00
2月24日(木) 11:30―16:00
グリッドミドルウェアデモンストレーション
NAREGIではGlobusやUNICOREをベースとして、世界標準に基づき、より使い易く、拡張性があるサイエンスグリッドを構築するグリッドミドルウェアを開発しています。今年度は開発中のコンポーネントを結合し、NAREGIミドルウェアによって構築されるメタコンピューティング環境、ハイスループット環境をデモンストレーションすることで、これからの高性能計算環境の方向性を提示します。
グリッドアプリケーションデモンストレーション
NAREGIではナノサイエンスの研究開発にサイエンスグリッド環境を適用し、その有効性を実証いたします。グリッド環境でこれからの研究開発はどのように変わるのか、連成解析、連携解析の2つのデモンストレーションをもとにその可能性を提示します。
グリッドネットワーキングデモンストレーション
サイエンスグリッドにおけるアプリケーションの実行性能は、グリッド環境を構成するネットワークの性能と密接な関係があります。グリッドミドルウェアと連携した経路制御を行うことによりネットワーク性能を最大限に引き出す技術のデモンストレーションを行い、サイエンスグリッドにおけるネットワーク技術の方向性を提示します。

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